各勢力のリーダー・六英雄、その権威の正当性

 
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疑問

 ドラゴンレイド時、各勢力(王宮騎士・傭兵・神殿騎士・魔導師団)を率いた人間のリーダー4人と、
エルフの軍を率いたネルウィン、そして彼ら5人のリーダーであるジェレイント。この6人が六英雄と呼ばれている。
 しかし一部を除いて当時彼らは一介の若者に過ぎなかった。その彼らがいかにしてリーダーの地位にまで昇り詰めたのだろうか?

ジェレイント

 アルゼンタに反対されつつも、人間(とエルフ)の仲間を集めた張本人。
5人との出会いや、ジェレイントがいかにして彼らの信頼を得たのかは全く描写されていないため不明。
ゴールドドラゴンであることから、人間より遥かに強大な戦闘力を持っていたのは確かだが、
ベルスカードが決闘を挑もうと思える程度にしか力は発揮していなかった模様で、武力によるカリスマ性ではなさそうだ。
バルナックベルスカードは彼の人間性を非常に高く評価していた。
…しかし軽率に指名手配されたり秘密主義だったりするのに、何故そんなに信用されたのだろうか。

 いつ就任したのかは不明だが、26歳の時点で既にカシウス王宮近衛騎士団長の地位に就いている。
よって彼が王国に属する兵士たちの指揮を取ることは何ら不思議ではない。

 シルバークレッセントムーンが派遣されたのは先代女王の命であることがわかっている。
そのリーダーに先代女王が直々にネルウィンを任命したのではなかろうか。
あるいはネルウィンにはカリスマ性があって、自然とリーダーになったのかもしれない。
どちらの説でも、ネルウィンが次期女王候補の一人であるということが大きな理由になりそうだ。
ネルウィンがエルフのリーダーだということにはあまり違和感はない。
 その後シルバークレッセントムーン設立の経緯が明らかになった。
ブラックドラゴンの出現にエルフ達は日和見を決め込んだが、ネルウィンはそれに反発し、人間に加勢することを唱えた。
そして紆余曲折あったものの、ネルウィンは賛同者を集めてシルバークレッセントムーンを結成し、ドラゴンレイドに参戦したという流れだ。
この話によりエルフ達がドラゴンレイド参戦に否定的だったことと、次期女王候補と言えど上層部には逆らえないこと、
シルバークレッセントムーンは少数派のエルフだったことがわかった。
ネルウィンはエルフの全軍を率いたのではなく、あくまで彼女の賛同者の一群を率いていたので
彼女が正真正銘「(ドラゴンレイドに参戦した)エルフのリーダー」だったことに間違いはない。


 まとまりのなさそうな傭兵連合でリーダー足り得る素質と言えば、武力と人柄が挙げられるだろう。
類稀な剣の腕と、彼のその人柄(どんな人柄かあまり描写されていないが)で自然と傭兵連合のリーダーとなったのだろう。
彼もリーダーだということにさほど違和感はない。

テラマイ

 問題の人物その1。ドラゴンレイド以前にも教団は存在しており、既に組織体系は完成されていたはずだ。
そんな組織の中で、「神殿騎士になってすぐドラゴンレイドに参加した」彼がどうやって神殿騎士のリーダーになれるというのだ。
繰り返すが、神殿騎士団は組織であり、リーダーだということはそれなりの役職に就いているはずである。
一応テラマイは神殿騎士になる以前からクレリックであり、教団に属していた事実がある。
既に高位の聖職者だったテラマイが、神殿騎士になるのに際し神殿騎士としても高位の役職を与えられ、その役職が神殿騎士の長だったということも考えられる。
 しかし、彼とカーウィンが神殿騎士になった理由を思い出して欲しい。手っ取り早く地位と名声を得るためだ。
教会で祈りでも捧げてそうな聖職者から、戦場で戦う神殿騎士の長に華麗に転身出来るような地位の人間がそんなことをする必要があるだろうか?
後に教皇となった際、カーウィンに「変わってしまった」と思われ絶交されるエピソードからも、元から高位の聖職者だったとは思えない。
どう考えても、二人とも一介のクレリックに過ぎず、名声を得るため新人神殿騎士として戦場に赴いたというイメージの方が違和感がない。
  • 下っ端神殿騎士がたまたま生き残って名声後付け説 → あたかも神殿騎士の代表のように、カーラと折り合いをつけている事実があるので却下
  • 戦いが長引いて神殿騎士の人数が減り、終戦直前には戦闘で目覚ましい活躍を遂げていたテラマイに指揮官の地位が巡ってきた → なんとか辻褄が合いそう

 問題の人物その2。彼女がフェアリースターの称号を継いだのはドラゴンレイドより後である。
つまりドラゴンレイド以前は、類稀な魔導の才能を持ちつつも、立場は一介のソーサレスに過ぎなかったはずだ。

 「フェアリースター家の娘なんだから別におかしくないんじゃないの?」と思う人もいるだろうが、これは否定できる。
「フェアリースター」はあくまで称号であり、フェアリースター魔導師団の長となるにふさわしい人物が継承するもので、世襲制ではないはずだ。
実際カーライエンは次期フェアリースターになるのを確信していたし、カーラはアンジェリカにもフェアリースターの資質を見出していた。
しかし「フェアリースター家」が存在しないわけではない。タラは「ソーサレスの絶頂期はフェアリースター家だった」と言っている。
つまり、過去に栄華を極めたソーサレスの家系がフェアリースター家であり、
フェアリースターの一族の者が率いていた魔導師団が今のフェアリースター魔導師団となったのではないだろうか。
しばらくは世襲制でフェアリースター家の者が団長を世襲し、ある時期から血が途絶えたなどの理由で称号の継承性に変化したと思われる。

 一応カーラがフェアリースター家の者だという説も検証してみよう。
カーライエンが世襲制であるはずのフェアリースターになれると思った理由は何か。
カラハンが破門され姿を消し、カーラが老齢で子供が出来る可能性がゼロになったからだろう。
が、少し考えればこれはおかしい。何故なら今まで世襲制だったものがカーラの次の代で突然変わるのだ。
そしてカーラの歳を考えれば、近々初の世襲制ではないフェアリースター団長が誕生することが確定しているわけで、
ソーサレス達の気性を考えれば、次期フェアリースターが誰になるかという話題で彼女達が騒がないはずがない。

 こうした事情を考えればやはりフェアリースターの称号は世襲制ではないということになる。
よって、ドラゴンレイド以前、カーラは才能はあるが一介のソーサレスだったというわけだ。
もちろんフェアリースター家には及ばずとも、兄妹で非凡な才能を持っていたこともあり、由緒ある名家の娘だった可能性もある。
しかしカラハンが破門された影響で、彼女の家の名誉は大きく損なわれたに違いないのだ。
(実際カーラカラハンと再会した時、兄のせいで母と自分が苦労したことの恨み事を言っている。)

 これで彼女がリーダーとなったのは家柄によるものではないとわかった。
では彼女自身の才と人柄がそうさせたのだろうか?とてもそうは思えない。
テラマイと喧嘩をしてソーサレス全軍を率いてロータスマーシュに帰ろうとしたり、他の六英雄"(各勢力の指揮官)"をピアス探しに奔走させたり、
カーラを慕って身の回りの世話をしているタマラにすら「(カーラに)友達がいるはずがない」とまで言われるような人間に人徳などあるはずがない。

 しかしソーサレスのリーダー足り得るには、最低限ソーサレスの人心さえ掌握していればいいわけだ。
後世のソーサレス達が揃ってカーラに心酔しているのを見れば、ソーサレスの道徳観・美的感覚は通常のものとは異なるのかもしれない。
だからこそカーラは当時の魔導師団でもリーダーに祭り上げられたとも考えられる。
だが、これも問題がある。現代のソーサレス達は彼女の虚像に心酔しているのに過ぎないのではないかという疑問だ。
実際、カーラのフィギュアやカーラワンダー☆ランドを作るほどカーラに入れ込んでいるステラは夢の粉でカーラの過去を垣間見た時、ショックを受けていた。
よって、六英雄の一人ででしかもフェアリースターだからこそ、名声が独り歩きして彼女が崇め奉られていると言わざるを得ない。
逆にドラゴンレイド当時のソーサレス達はありのままのカーラを見ていたと言える。
六英雄との会話記録しか残っていないが、当時のカーラは高飛車で刺のある言葉をまき散らしていたのは間違いない。
おまけに勝手に自軍を引き上げるなど指揮官として異常な行動をしたり、そのくせ後から戦場に引き返してきて"助けてやった"などと恩着せがましいにも程がある。
しかも母親を"ママ"と呼ぶ癖が抜けず、ドラゴンレイドに参加するためにロータスマーシュから発つ際にホームシック(?)で思わず目に涙を浮かべていたガキンチョである。
こんなツンケンした小娘に当時のソーサレス達はどう仕えていたのだろうか…。
 
 また、現在のソーサレスは勝気、がめつい、男嫌い、自分勝手など共通の特徴を持っている。
仮に当時のソーサレスもそういう人物が多かったとしたら…、つまり若い頃のカーラのそばにカーライエンやステラ、リアーナがいたとしたらどうなっていただろうか?
カーラにそんな集団をまとめるカリスマがあるとは思えないし、彼女達もカーラに従うはずがなく、彼女達が衝突している様子しか想像できない。
しかし思い返してみると、現在のソーサレスの性格の共通点はカーラへの憧れの現れではないかとも思える。
カーラが独身を貫くなら彼女達も独身至高主義になるし、何人にも媚びない気高いカーラ像を自分に投影して高飛車に振舞ってみる、といった具合だ。
あのカーライエンも自毛は赤毛ではないのにカーラにあやかって赤毛にしているという噂もあるほどだ。
しかもカラハン以来男子禁制のソーサレス界で、カーラに憧れを抱いている人間が師匠となり、弟子を洗脳に近い形で教育しているといっても過言ではない。
こうして50年の時を経て、美化されすぎたカーラ像が出来上がり、理想のカーラ像に感化され変な性格のソーサレスが増えていったのではないだろうか。
というわけでドラゴンレイド当時のフェアリースター魔導師団に、カーラのような性格の持ち主が多かったというのは無理がある仮定だ。
実際、"カーラ教"が蔓延る今でもタラやタマラのようなまともな人物はいるので、ドラゴンレイド当時のソーサレスはもっとまともだったのではなかろうか。

 だからといって何故カーラがリーダーになり、どうやって軍をまとめられたかについて説得力のある説明は結局できないが。

 その後、時をかける男アサシンが実装されたことにより、アサシンのクエストでドラゴンレイド以前のカーラに出会うことが可能となった。
そこには時間を移動するというルナリアとプレイヤー(アサシン)に比較的まともに対応し、アドバイスしている彼女の姿があった。
これから察するに、どうやらカーラは四六時中キーキー言っている人ではなかったようだ。
そもそもネルウィンと二人きりでいるときは強がりを言いながらも刺のある感じではなかった。
あのぶっ飛んだ性格は近しかった六英雄にだけに見せた一面だった可能性もある。
大体、友人のネルウィンを除けば六英雄の面子は片思い中のジェレイント、絶対そりが合わなさそうなベルスカード
長年敵対しているクレリックのテラマイ、暑苦しい脳筋バルナックであり、彼女のイライラが限界に達したのかもしれない。
というわけで六英雄以外にはまともに対応していた可能性が高い。…勝手に魔導士団を撤退させた事実はどうしようもないが。
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